イメージ的に日本人とは180度反対に位置するであろうラテン系の人々。皆さん、「ラテンマインド」ってきいてどういうイメージをもたれますか?「時間にルーズ」「自己中心的」といったイメージがありませんか?
実際のところ、ラテンマインドにはほかにも、もっと我々、日本人と違う点がやまのようにあります。いいところも、悪いところも含めてですが。。。
そこで、記念すべきこのブログの最初の記事は、中南米で6年生活をして、現地のラテン人に振り回されながらも、彼らの生き方に触れることで、自分自身の考え方が大きく変わり、人生好転した僕が、ラテンマインドまずは5つを厳選して皆さんにご紹介したいと思います。毎日が楽しそうで、幸福度が実際ランキングでも上位に君臨する中南米の人々。彼らのラテンマインドから、我々、日本人も参考にして取り入れたら、人生が少しは行きやすく、心が軽くなるかもしれません。
- ラテンマインドって?
- ラテンマインド5選
- 時間にルーズ
- すぐにアミーゴ
- 自分の欲に素直
- スキンシップが大切
- 感情表現が豊か
- ラテンマインドを取り入れて人生豊かに
ラテンマインド っていったい何?
そもそも「ラテンマインド」っていったいなんなんでしょう?
ここでは中南米のスペイン語、ポルトガル語を母語とする地域のい人々の考え方としてお伝えできればなと思っています。ラテン系という言い方をすると、EUのスペイン、ポルトガル、フランス、イタリアなども大枠では含まれると思うのですが、こちらでは中南米地域の人の考え方ということで「ラテンマインド」と呼びたいと思います。
「ラテンマインド」は適当でいいよ!とか、いい加減になれ!というわけではなく、人生を楽しくみんなが生きている人がイメージが多いとおもうのですが、いったいそれはどこから来ているのか?というのをお伝えできればと思います。
日本人もその「ラテンマインド」を取り入れれば、なんだか毎日楽しくないと思っている人も、少しは人生が楽しくなるかもしれません。
下記はちょっと古いランキングですが、世界の生活満足度ランキングですが、ご覧のようにTOP10のうちラテン諸国が10か国のうち7か国を占めいています。
調査は145カ国・地域で15歳以上の計14万6000人超を対象に14年に実施。回答者の目的意識、身体的健康、経済的な満足度などを調べ、「グローバル・ウェルビーイング指数」を出した。
それによると、パナマは総合トップとなった。最も低かったのはアフガニスタンだった。米国は23位、日本は92位だった。
指数をまとめたダン・ウィターズ氏は「パナマの人々は幸福感や笑いにあふれ、ストレスや悩み事の少ない日常生活を楽しんでいる」と説明した。
トップ10は以下の通り。
1.パナマ
2.コスタリカ
3.プエルトリコ
4.スイス
5.ベリーズ
6.チリ
7.デンマーク
8.グアテマラ
9.オーストリア
10. メキシコ
https://jp.reuters.com/article/panama-wellbeing-idJPKBN0P40EA20150624
ラテンマインド 5選
ここからは、私が実際に現地で感じたラテンマインドの良いところを1つづつお伝えしていきたいなと思います。
1.時間にルーズ
結構このイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?例えばパーティは21時に開始といわれたとして、実際にやってくるのは23時とか、24時とか。最初の時は、この時間間隔の違いに振り回されたのですが、慣れてくると、あくせくに自分の時間を、自分のタイミングで過ごしている彼らはなんだか心に余裕があるように思えました。
2.すぐにアミーゴ
中南米にのどの国かによって、若干の差はあるかと思いますが、アミーゴ(友達)になるまでの過程がとっても早いです。例えば私の場合はUberを日常使いしていたのですが、Uberの運転手と番号を交換して、飲みにいったりすることもたくさんありました。日本だと一緒に遊ぶ友人を作るのが難しいと在日外国人たちからよく聞きますが、中南米では一度会えばアミーゴ!一歩踏み込むハードルがだいぶ低いように思います。
友人と遊びに行く約束をして、いってみたら友人の友人たちもたくさんいて、結局知らない人ばかりだったという光景もよくあるのですが、そこに募っているだけでもうアミーゴです。
ただ、表面的なアミーゴはすぐにできますが、本当の意味での友人はやはりきちんと人間関係を構築する必要があります。ただ、誰も知らない中に飛び込んでいく側としてはすぐにアミーゴになれる環境はかなりありがたいと思います。
3.自分の欲に素直
彼らの判断軸は 他人がどう思う < 自分がやりたい での基準の判断になることが多いです。自分がやりたいからやる。やりたくないからやらない。自己主張をしっかりします。
日本人の場合は周りに申し訳ないし、、、とか
私がやらなきゃ、やりたくないけど といった自己犠牲の考え方がありますが、彼らは違います。
判断軸は「自分がやりたいかどうか」です。
4.スキンシップが大事
中南米での挨拶は基本的にスキンシップが含まれます。下記が主な日常の挨拶におけるスキンシップです。日本ではほとんど握手すらしませんよね。スキンシップが恋人に限らず、親子間、友人間でもとても多いのです。科学的にハグは幸せホルモンを出すという話もありますし、実際に体験して思いますがハグや頬を付けある挨拶をすると、距離感や安心感を日々感じれると思っています。
5.感情表現が豊か
何かを説明するときにジャスチャー付なのはデフォルトですが、反応や一つ一つの行動が日本人からするとかなりオーバー。喜怒哀楽を大きなリアクションを交えて教えてくれるので、何を考えているかすぐわかるので、日本人のような言わなくてもわかるということや、察して文化というように相手側に負担をかけることもありません。喜怒哀楽をリアクションしながら表現できるのって素敵ですよね。
ラテンマインドを取り入れて人生豊かに
ラテンマインド5つをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 日本人の性格とはかなりかけ離れたものが多かったのではないでしょうか?
そうした要素を日常の自分自身の中に少しエッセンスを取り込むと考え方が少し変わり、肩ひじはっていた力が抜け、少し心が軽くなるかもしれません。日本社会の中で過ごして、働いて、生きてい行く中で少し息苦しさやストレスを感じている方は、この記事が何かのヒントになれば幸いです。
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